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フィリップ・スタルク(Philippe Starck)
1968年、自らのスタジオを創立し、エアで膨脹する製品をクリエイトしはじめる。
1970年代、「ル・シャレ・デュ・ラック」、「ラ・マン・ブルー」(1976年)、「レ・バン・ドゥーシュ」(1978年)といったパリのナイトクラブでインテリアを手がける。
1979年、スタルク・プロダクツ社を設立。
1982年、当時のフランス大統領フランソワ・ミッテランのため、エリゼ宮のプライベートスペース内装を担当。
1984年、パリの「カフェ・コスト」をはじめとしたさまざまなカフェ、東京の「MANIN」やマドリードの「Teatriz」といったレストランやナイトクラブのインテリアをデザイン。
1988年、ロイヤルトンホテル(ニューヨーク)のインテリアデザインを担当。
1990年、パラマウントホテルのインテリアデザインを担当。
1991年、グローニンゲン美術館(オランダ)の建築に専心する。
日本では1989年から1990年にかけ、屋上のフラムドールで知られるアサヒビールの「スーパードライホール」(浅草)、「ユーネックス・ナニナニビル」(白金台)、また大阪では1991年にバロン・ベールを設計。
「ルムー」(1987年、パリ)、「ラングル」(1991年、アントワープ、「関連する18のメゾン」(1991年、ロサンジェルス)などに代表される個人邸宅はマドリードでも設計され、さらにフランスのナイフ製造企業ライヨールの建物(1989年)やボルドー近郊にあるオーガニック製品工場の建物も担当した。
スタルクは1980年代よりフランス、イタリア、スペイン、日本、スイスなどの企業によって製造された数多くの個人向け/新作コレクション家具をデザインしてきた。工業デザインの分野では、O.W.O.シリーズでのバラエティーに富んだオブジェの数々、パンザニのパスタ、ベネトウのヨット、グラシエのボトル、アレッシィのキッチンウェア、フリュオカリルの歯ブラシ、ルイ・ヴィトンの旅行グッズ、JCドゥコーやXOデザインの都市型ストリートファニチャー、ヴィトラのオフィス用品をはじめ、車両、コンピューター、ドアノブ、眼鏡など多岐にわたっている。2005年からはヴァージン・ギャラクティックやフォッシルのデザーナーも務めている。
パリで生まれ、パリで仕事を続けるスタルクのクリエーションはこれまでに数多くの賞を受賞してきた。またその作品はニューヨークのブルックリン美術館、パリの装飾アート美術館、ロンドンのデザイン美術館などに代表される欧州やアメリカの美術館に収蔵され、展示されている。
シンプルだが創造性にあふれるオブジェやファニチャーをクリエイトするスタルクは、空間をはじめとした象徴的なフォルムにこだわり続けている。
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