80年代初頭、ライヨールのナイフ技術は完全に消滅した。
1981年、ライヨールのためのライヨールナイフ生産を再び発足することを目的に、"Couteau de Laguiole"(ライヨールの刃物)アソシエーションが創設された。ライヨール産を保証するラベルを登録することで、アトリエや職人が一丸となり、統一された明確で厳格な仕様書に基づき、開閉式ナイフが生産されるようになる。
1987年に発足したForge de Laguiole手工業は、ライヨールのためのライヨールナイフ生産に至った、情熱を抱きつづけたプロジェクトの証であった。フィリップ スタルクに依頼したブランドのデザインは、伝統と創造を融合させる企業哲学を表現するものである。
ガラスとアルミニウムを使用した建築の中に、18m高さの刃物が取り入れられて、企業活動とそのダイナミズムを象徴している。
このようにして、ナイフの全ての制作過程が、再度、地元で行われることになる。ライヨールがライヨールに帰化する、まさにナイフのルネッサンスである。